ほとんど映画の話。『イミテーションゲーム』『ショーシャンクの空に』

ADHDに関する本を図書館で4冊、ブックオフで5冊ゲットした。
ちょろちょろ~っと読んだけど、気が遠くなりそうだ。ADHDを克服する自信が微塵もないよ。ぐへぇ。

ただでさえ出遅れてるのに、さらにスタートラインにたつまでどれだけかかるのか。早くも挫折しそう。どうしよう。わからない。



暗い話ばかり書いていると辛いので最近見た映画の話を書こう。

この前『イミテーションゲーム』を見に行った。
WW2でドイツ軍が使っていた当時最高の暗号「エニグマ」を解読するイギリスの数学者チューリング博士のお話。(ざっくり なんの因縁なのか、主人公のチューリング博士がアスペルガーど真中なのである。
エニグマ解読のハラハラドキドキの心理戦ってよりは、チューリング博士の苦悩の人生がメインで、エニグマの仕組みとかはわかんなくてもそんなに問題ないです。

カンバーバッチ(だっけ?)は天才が似合うね!シャーロックもはまり役だったし、今回もはまってた。ホーキング博士もやってなかったっけ?

特筆すべきはチューリング博士の生きづらさでしょう;;
アスペルガーで同性愛者で(しかも当時同性愛は禁止されてる)イジメによるトラウマもあって云々...
やめてあげてと叫びたくなった、けどノンフィクションなんやな...そんなハンディキャップを背負いながら、必死にエニグマ解読を目指す中で変わっていく姿は、天才チューリングではなく、一人の人間として親近感を感じた。けど...

もうひとつ。
ショーシャンクの空に』も見た。
名作だね!フランクルの『夜と霧』を思い出した。こういう希望を捨てないで!見たいな映画って綺麗事ばっかであんまりってのが多いけど、主人公(もう名前忘れた)が、ミステリアスっていうか独特の雰囲気を出してて、押し付けがましくなくて、すんなり入ってきた。
主人公が正当防衛を除いて暴力とかで直接的に復讐しない、積極的に平和的な手段で運命に抗うっていうのは新鮮で感動した。
現実を受け入れて、希望を捨てないことだと思う。さんざん言われて来たことだけど、撮り方とか表現方法で受け取り方も全然変わるんだなぁ•~•`
でもこの映画に本当に共感して、エッセンスを感じとるにはまだまだ未熟過ぎるんだろうなと思った。