桐島部活やめるってよ

俺の一番好きな映画。桐島部活やめるってよ。

高校なんてつい最近のことだし、共感が凄くて怖いくらい。
ヒエラルキーの生きずらさとか、儚い恋とか()、見てられないくらいw俺は本当に主人公と似たような高校生活だったから特にだと思う。ネクラキャラのくせに軽音部だったからヒエラルキーの上部と接することも多かったし、最後まで打ち解けられなかったなぁ。

それぞれのキャラがそれぞれの悩みを持ってるんだけど、どれも少なからず皆が持ってるモヤモヤで、言葉に出来ないモヤモヤをモヤモヤのまま返されたっていう衝撃と安心みたいな、あの感覚は思い出しただけでちょっとゾクゾクするw

この映画を見てると思うのが、昔は良かったとか、そんなの嘘で、本当は、昔も悪かったし今も悪いし未来はいいか悪いかわからないってことだと思う。

そこで俺が一番好きな台詞「戦おう、ここが僕たちの世界だ。僕たちはこの世界で生きていかねばならないのだから」を思い出して少し勇気が出る。

クライマックスが終わって、映画部の後輩が台詞忘れて主人公に聞くシーンでボソッと言うちょっとした台詞なんだけどこの台詞がこの映画の本質な気がする。座右の銘にしたいくらい好きな台詞w


「戦おう、ここが僕たちの世界だ。僕たちはこの世界で生きていかねばならないのだから。」